[管理 > システム]セクションで、以下の設定を行い、情報を得ることができます:
•MCLの使用:次のジョブ用のプレート材料が足りなくなった場合は、別のジョブを優先させます。
このオプションを有効にすると、PCの再起動時に、すべての未処理ジョブの状態が「一時停止」になります。これらのオプションは、すべての仮想プリンタに適用されます。
ここで、ジョブ開始前に材料のストックを確認するかどうか定義できます。
MCLの使用:次のジョブ用のプレート材料が足りなくなった場合は、別のジョブを優先させます。
Suprasetter MCL (MultiCassetteLoader) 搭載の Prinect Shooter に、処理順序を決めるための特殊なモードが追加されました。これによって、オペレータが現場にいなくても、MCLの各シャフトにロードされたプレートが可能な限り完全に使い切られます。この「ナイトモード」は、「NCLの使用:プレート材料が次のジョブ用に足りない場合は別のジョブを優先させる」オプションによって制御します。このオプションを使えば、ロードされたプレートを効率的に利用できます。
•Suprasetter MCL で利用可能な印刷プレートを最適に使用
•プレートが十分ある限り、ジョブは通常の順序で処理されます。
•利用できるプレート材料が次のジョブ用に足りなくなったら、別のジョブが優先して処理されます。
•プレート在庫をMCLのユーザーインタフェースに正しく入力する必要があります。
注記:この機能を使用するためには、SCMのバージョン 2.30.001 以上がインストールされている必要があります。
説明:
標準モード(オプションがオン)ではそれぞれの露光ジョブが単純に順番に従って処理されます。イメージセッターは停止し、いずれかのシャフトが空になったらプレートの補充を要求します。この場合、MCLの別のシャフトにプレートがまだ十分あっても、Shooter のキューの後方に並ぶ別のプレート用のジョブも露光されません。
「ナイトモード」ではこのようなジョブが優先され、ロードされたプレートを最適に利用できます。次のジョブ全体を露光するために必要なプレートタイプの在庫が足りなくなるまで、ジョブは設定した順序で露光されます。このジョブは「ウェイティング」状態になり、別のプレートタイプのジョブが設定順序に従って優先されます。各シャフトに残っているプレートの数は、SCMユーザーが手動で設定し、プレート補充時に更新する必要があります。計算を行う際には、そこで設定されている数が正しいものとみなします。
このオプションを有効にすると、FBDIジョブが続けて順番に処理されます。
前提条件:このオプションは、FBDIプロトコルが使用される場合のみ影響します(ワークフローシステムまたはサードパーティのRIP)。
処理中のジョブを他のジョブによって中断することはできません(優先度「緊急」を付与する場合を除く)。そのため通常は、ジョブが完全に処理されてから、他のジョブの出力が可能になります。こうして、ジョブのプレートが、正確な順序で確実に出力されます。
注記:このオプションは重要なワークフロー設定であり、Prinect Shooterの初回起動時に一度設定する必要があります。
ジョブそのものの中でアーカイブディレクトリが定義されていない場合に、ここでジョブがアーカイブされるディレクトリを定義します。アーカイブを参照。「毎回尋ねる」オプションを有効にすると、アーカイブ時に毎回ダイアログが表示され、アーカイブフォルダを指定できます。このオプションが無効の場合は、[参照]ボタンで、ファイルシステム内のデフォルトのアーカイブフォルダ(「デフォルトのジョブアーカイブディレクトリ」)を選択できます。
[ライセンスサーバ]には、Prinect Shooterのライセンスを提供するライセンスサーバのコンピュータ名が表示されます。通常ライセンスサーバは、Prinect Shooterソフトウエアのインストール時に設定されています。ライセンスサーバを他のコンピュータに移動する場合や、ライセンスサーバのコンピュータ名が変わった場合は、Prinect Shooter 2 Setupのモディファイインストールが必要です。古いライセンスサーバを無効にする前に、コンピュータ名を変更してください。ライセンスサーバを変更した後、 Prinect Shooterサービスを「サービスコントロール」で終了します。新しいライセンスサーバがスタートされて、ネットワークでアクセス可能であり、かつまた必要なライセンスが Prinect Shooterのコンピュータに入っているのを確認します(License Manager)。続いてPrinect Shooterサービスを再び起動します。
一時フォルダ
Prinect Shooterは、ジョブ処理中に生じるデータを一時的に保存するために、一時ディレクトリを使用します。
処理中に仮に作成されたすべてのジョブデータは、スプールディレクトリにバッファされます。このバッファは、「スプーリング」としても知られています。スプールディレクトリには、ジョブリストに存在するすべてのジョブのデータが含まれます。処理が完了したジョブのデータも、ジョブリストから削除されていなければ含まれます。TIFF-Bファイルは非常に大きいため、スプールディレクトリは、十分な空き容量のある Prinect Shooter PCのドライブにある必要があります。ドライブモニタで、 Prinect Shooter PC上の各ドライブの使用可能なメモリを確認できます。ドライブモニタを参照。
ホットフォルダのデフォルトルートディレクトリ
このディレクトリはホットフォルダ用のデフォルトのディレクトリです。つまりホットフォルダは、このルートディレクトリのサブフォルダとして作成されます。ホットフォルダは、新しい仮想プリンタでは、デフォルトのルートディレクトリは、ディレクトリを仮想プリンタにホットフォルダのための標準値が設定されます。ローカルディレクトリまたはネットワーク近傍にある共有ディレクトリをホットフォルダのデフォルトルートディレクトリとして定義できます。ホットフォルダは、TIFF-Bファイルを転送するために使用されるため、そのホットフォルダが十分な使用可能な空き容量を持つドライブ上にあることを確認してください。
ここで、ジョブ再印刷時のシステムの動作を定義します。
このオプションを有効にすると、再印刷(リプリント)時に、すべての未処理の印刷ジョブが、「一時停止」状態に設定されます。これらのオプションは、すべての仮想プリンタに適用されます。
注記:このオプションは、各分版の再印刷に影響することに注意してください。カラー分版を個別に再印刷を参照。
このボタンで、ユーザーがログイン時に記憶させたパスワードを削除できます。ユーザー名/パスワードを記憶するを参照。